暑中お見舞い申し上げます 

8.03.2022  日々のこと

スイレン鉢の世界

夏だぁ〜!暑い日が続きますね。
水分補給をたっぷりして身体に気をつけてお過ごしてください。
暑中お見舞い申し上げます。




夏のもくもく雲が好き。たっぷり汗をかいて水浴びしてスッキリした気分になるのも好き。スイレン鉢の水の生き物たちが彩る世界も大好き。夏休みの高揚感が今でもよみがえるからか、このエネルギーに溢れた季節になると自分の世界が広がるようなワクワク感を覚える。

釣りをする小さなペンギン


そのワクワク感に身を委ねて、新しい画材を購入した。クレヨンの進化系(?)オイルクレパスです。まだこない。まだかな まだかな、と心待ちするうちに上の絵ができた。いつものアクリル絵の具と色鉛筆。

メダカ


本当はもっとふにゃふにゃの柔らかい絵が描いてみたいのです。自由になるには描く枚数が足りないのかしら。まとうヨロイがなかなかはがれない。自然とはがれてほしい。頭も心も手もまだまだね。生き生きとした絵が描きたい。ばあちゃんになるころにはたどり着きたい。

ホテイアオイ


7月中旬にアルバイトを辞めて、わりとすぐに絵本に関する嬉しいお知らせが届いた。まだ確定事項ではないので、いつかこのHPでお知らせできる日を待ちわびます。そして久しぶりに東京へくりだした。トムズボックスに寄りがてら吉祥寺と西荻窪をぶらぶらして、絵本屋さんや雑貨屋さんをまわって、高校生の頃のうきうきキャッキャした感じを思い出した。楽しかったぁ〜。

街ぶらり


お誘いいただいて板橋区立美術館のボローニャ展にも足を伸ばしました。イタリアで見られなかった原画を見て、現地でお世話になった方にもごあいさつできてひと安心。まるで葉っぱに光が当たったみたい。すぐ家に帰って作りたくなった。

ボローニャ展とヤギさん


↑板橋区立美術館の前にあるお店にヤギさんがいて、吸い込まれるようにアイスクリームを食べた。


帰ってきてからは創作に専念しています。短編小説をこしらえた次は、お話を意識して文章長めの絵本のラフをこしらえた。不器用な私には好きなことにだけ没頭する時間が必要で、それが可能になったここのところ早くも調子がいい。実験してどんどん変わって、また戻って、色々と試してみたい。編集者にはふつうの絵本を持ってきなさいと言われているけれど、それはいったん置いとこうと思う。







© Fukui Rie